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太田愼吾

編集長 : 太田愼吾
 二級建築士、宅地建物取引士
 住宅の企画・設計・施工管理
 静岡県中部の島田市で
 工務店に勤務

 

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地盤調査が実質的に義務化されているのを知ってますか
■□ 地盤の性質を調べるのは当たり前じゃないか □■

島田市神座での地盤調査を行いました。

btn040-2.gif おおよその場所をGoogoleでアップしています。こちらから。

今日の記事では、最近地盤調査が頻繁に行われるようになった背景は何かという、住宅建築にまつわる社会制度の変遷について書きたいと思います。

現在、建築法規上では実質的に必須です。
では行政はどのようにして市場に強制力を働かせているかというと、10年間の瑕疵保証とその原資を担保することを法律的に強制させることによってです。

言葉が難しいですね。説明してみましょう。

建築行為を請け負った者、例えばコバヤシ建築が住宅建築の仕事を請け負った場合、建物が完成して引き渡してから10年間は「雨漏り」や「建物の構造上主要な部分での不具合」が生じた場合、コバヤシ建築がその修理をやらなければいけないという法律があります。平成19年5月30日に公布されたbtn040-2.gif 『特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律』ですね。こんな長い法律名は覚えられないので業界では略して「品確法(ひんかくほう)」と呼ばれています。
この法律が出来る以前は、仮に地盤が軟弱にもかかわらず建物を建てて数年後に不等沈下事故を起こしたとしても、その原因と事故の因果関係を施主側が証明することを要求されていたのです。消費者保護の視点から改善するためにこの法律が出来ました。

この続きがあります。
では実際にこの法律が出来た後どうなったかです。
残念ながら建築事故を未然に防ぐ抑止力にはつながりましたが、その後が続かなかったんです。

実際に建築事故を起こした場合、その事故の処理に掛かる費用というのは地域の工務店の資本力では現実的に対応できないという当たり前の現実にぶつかりました。それに加えて姉歯事件を代表とする、もろもろの耐震偽装事件がこの問題を大きくクローズアップしましたね。

そんなわけで建築事故に備えてあらかじめ資金を積み立てておくか、保険に入りなさいと。これがbtn040-2.gif 住宅瑕疵担保履行法です。
これによってローコストゆえに手抜き工事を行うような怪しからん建築屋のレベルに合わせて法の網が平等にかけられたわけであります。僕らからしてみると「いい迷惑だな」というのが実感ですけどね。

次回記事に続きます。

テーマ:家作り日記 - ジャンル:ライフ

日常雑記 | 23:14:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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