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太田愼吾

編集長 : 太田愼吾
 二級建築士、宅地建物取引士
 住宅の企画・設計・施工管理
 静岡県中部の島田市で
 工務店に勤務

 

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古いブロック塀を再生する
■□ 和風高級仕上げに変身させる □■

さて既存のブロック塀を化粧直しする工事の様子をbtn040-2.gif 前回記事に引き続いてお伝えします。

「モルタル」というのは最早一般用語になってしまい、現在では言葉の定義があいまいになってしまっています。「モルタル造りの古いアパート」とかの古い言い回しがありますね。建築用語は専門用語が数珠なりに出てきますので言葉を定義するのも大変なんですが、「モルタル」とは骨材となる砂と硬化材料であるセメントを水で練ったものを指し示します。

これと似たものに「コンクリート」がありますが、「コンクリート」はさらに砂利を加えて砂とセメントを水で練ったものです。これらには強度上の違いがあり、使い分けられています。

「モルタル」は表面仕上げ材、「コンクリート」は構造部位で使う材料と基本的に覚えるといいと思います。基本的といったのは建築家の安藤忠雄さんで有名な「コンクリート打放し仕上げ」という構造体をそのまま仕上げとしてみせる手法があるためです。

外壁 モルタルの櫛(くし)引き仕上げ左の画像は、ブロックの表面を平滑にするためにモルタルで中塗りをとった後、仕上げ用の墨を入れて調色した「黒モルタル」を塗りつけているところ。黒の調子が強いように見えますが、モルタルが硬化して水分が抜けると白方へ変位しますので、それを見越しているとのこと。


外壁 モルタルの櫛(くし)引き仕上げこの仕上げ材が半乾き状態になったタイミングで、櫛(くし)で引っ掻いてスクラッチ模様をつけるわけです。
左の道具が「櫛(くし)」です。この道具は釘と木で職人さんが作るものですが、仕上がり感を左右する引っかき傷の太さ、間隔などはその職人さんの感性です。


外壁 モルタルの櫛(くし)引き仕上げ目の引き方は横目、縦目とお好みですが、今巷(ちまた)で流行っているのはフリーハンド的なラフな横目ですね。地中海風のような無国籍な仕上げです。


外壁 モルタルの櫛(くし)引き仕上げこの「Oさんの家」の場合、門柱に「さび御影石」、塀の上端に切石を使ったりしたので和風テーストを強くしました。といっても結果をここへ書いているだけですが・・・。


外壁 モルタルの櫛(くし)引き仕上げなぜ、塀と門柱の間に隙間を空けているか分かりますか?ブロック塀に門柱をぴったりつけるとその部位に後でかならず「ひび(クラック)」が入るからです。こういうのを現場用語で「切れちゃうから駄目」といいます。だから先に縁を切っておくわけです。建築の現場は専門用語が多いですね。


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木の住まい コバヤシ建築


日常雑記 | 23:58:34 | Trackback(0) | Comments(0)
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