投稿日:2008-08-04 Mon
■□ 静岡県下の1.7%の地域で震度7が予想されてます □■先週末は静岡県の「耐震診断補強相談士」の資格取得講習会で行ってきましたが、その模様はすでに記事にしました。そこで得た新しい情報はまた改めて耐震改修の話題のおりに詳しくお伝えしようと思います。
さて先週から数度に渡りお約束していた「震度」階級の話題を今日から記事にしようと思います。
すでに何度か話題にしていますが、同じ大規模地震でも被害状況が大きく異なるというのは、1995年の阪神淡路大震災と今年起きた岩手宮城内陸地震、また岩手北部地震を比べてみてもよくわかります。これは、震度とマグニチュードがほぼ同じくらいだから、単純に同規模というふうに勝手に決め付けているわけですが、実情はもっと複雑です。
例えば建物の損壊に繋がるかどうかを左右する要素はいくつか考えられます。
●地震波にキラーパルスと呼ばれる地盤と建物が共振作用を及ぼす成分がどの程度含まれるのか
●その土地の地震歴によって防災に対する意識が違う
●短周期で大きな地震に見舞われている地域は耐震改修率が高い。建て替え率が高い
●人口密度、都市化率、加密度の違い
●地盤液状化の問題
昨今の東北地方での巨大地震では比較的建物の被害が軽微だったので、東海地震に対しての緊張感が少し緩んで来ているように感じます。
静岡県では
第3次地震被害想定として東海地震の被害予想を発表していますが、全県下の概要として震度6弱地域を 74.4%、震度6強を 18.9%、震度7を 1.7% と推定しています。 さらに静岡県下の総建物棟数150万棟のうち8.60%である13万棟が地震動及び地盤の液状化による被害で大破すると想定しているわけですが、本当にそんな被害になるのか?という疑問が当然湧き上がっています。「この地域では震度6強の強い揺れが予想されています」といっても説得力に欠ける状況なのです。
そもそも地震の「震度」階級表示はどのような仕組みで決められているのでしょうか?災害性を正当に数値評価できるのでしょうか?
■□ 「震度」は十数年前までは観測員の主観で決めていた □■
地震を語るとき、「震度」と「マグニチュード」という概念が必ず出てきます。「震度」は観測地点の揺れの大きさですし「マグニチュード」は全体的な地震エネルギーの大きさというのはよくわかる説明のような気がしてました。ところが、これが実際の被害の大きさと一致するかというと、あながちそうではないようです。では揺れの大きさを表す指標「震度」とは一体何なのでしょう?誰がどういう基準で震度6と震度7の違いを見分けているのか?
実は、「震度階」とは気象庁が発表している地震で、どれぐらい揺れたかをあらわす指標値なんですが1996 年までは、この値は気象庁職員の体感で決めていた主観による「印象評価」でした。人間の体感や室内の様子,周囲の状況などの観察結果に基づいて測候所の職員が総合判断していたのです。しかし,このような震度の決め方には, 人間の主観が入る、震度の決定に時間がかかる、震度報告の地点数が限定される等の問題がありました。
そして阪神淡路大震災の翌年である1996 年にやっと計測震度計により観測するシステムに切り替わり、計器による自動決定の方式、現行の客観的な震度階(10 段階)の分類になったわけです。これは驚きです。つい最近の話ではないですか。
▼震度階級のイメージ 気象庁のホームページから引用

気象庁震度階級関連解説表地震計でその揺れを測って、震度いくつなのかを自動的に決定しているということですが、地震計では実際何を測っているのでしょうね?
こんなことを疑問に思っているのは私だけでしょうか?何か分かっているつもりになってしまっているような気がしてならないんですよ。
地面が動いた距離(変位)を測っているって?本当にそう思いますか?
次回記事で、もう少し詳しく調べてみましょう。
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気象庁の震度階級のまんが分かり易いですね!同じものを見ていました。良く調べてま〜すね。本当に関心してます。いつその様な時間をとれるのですか?この階級について8月1日の朝日新聞に気象庁が記事を入れていましたので確認のメールをしているんですが気象庁さん忙しいのかな全く応答なしです。
え〜、ご無沙汰してます。9月3・4・5日の3日間沼津・静岡・浜松でj「地盤減震システム」の説明会をやりますので是非ご参加下さい
え〜、ご無沙汰してます。9月3・4・5日の3日間沼津・静岡・浜松でj「地盤減震システム」の説明会をやりますので是非ご参加下さい
2008-08-05 火 09:24:39 |
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東京の人
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世の中分からないことだらけで困ったものですが、調べてみると少しだけ分かってきます。そんなことの一部分だけブログ記事にしています。朝から晩までキョロキョロしているわけです。それを仕事に活かせるわけですから、ある意味「しあわせ」かもしれません。
「地盤減震システム」が本格的に静岡上陸ですね。また勉強させていただきます。よろしくお願いします。
「地盤減震システム」が本格的に静岡上陸ですね。また勉強させていただきます。よろしくお願いします。
2008-08-05 火 11:55:08 |
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管理人:太田
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