投稿日:2008-04-28 Mon
■□ 工務店の役割とは何だ? □■完成見学会などを催してお客さんとお話させてもらうと、案外「コバヤシさんはリフォームとかもやるんですか。」という問いかけを頂くことがあります。恐らくハウスメーカーが住宅を提供するようになってから作り上げたイメージだと思いますが、家づくりから作り手がすっぽり抜け落ちているようなそんな錯覚を持っておられる方が非常に多いような感じです。これは結果的に設計事務所の仕事の進め方とも一致してしまっているようですが、建築から身体感覚が欠如して徐々に低年齢化いくのではないかと、私個人としては日本の将来に不安を感じることも多いです。
本質的には大工職を頂点とする物づくりの地域集団が全ての住宅を供給し、メンテナンスしてリサイクルさせる。そして地域の経済を下支えしていくという形がもっとも望ましいように感じますが、工務店形式、すなわち住宅建築を供給する組織の形態として、同じ会社内に作り手である大工職と住まい方をデザインする設計者、それを販売供給する営業部門という機能に分化させてきたというのはある意味現代の必要悪かもしれません。
さて先日のブログ記事で「わじゃ」さんのお店に車が飛び込んだ話を書きましたが、こういった場合、うっかりハウスメーカーの営業マンや設計事務所の先生を呼んでしまっては事が先に進みそうもありません。
やはり「走」「攻」「守」とバランスのとれた工務店は長く付き合う相手としてはまずまず健全といえる気がします。
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